東京ノスタルジア

看板建築、出桁造り、下見板張り、レトロビル、土木遺産などを記録するブログ。

高円寺駅北口の仕舞屋となった薬局 杉並区高円寺北

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高円寺駅北口を出て環七に向かうと左手に見えてくる仕舞屋。20年くらいは放置されている印象。マッサージ薬ラブの看板が出ているがこれは近江兄弟社から出ていた外用鎮痛消炎薬であろう(現在はロート製薬が販売)。杉並区高円寺北2-1 2017.8.21撮影

大和町の二軒長屋 中野区大和町

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早稲田通りから北に入った路地にある二軒長屋。建具等は建築当時のものが遺されている。中野区大和町1-60 2017.8.21撮影

 

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住居表示以前の地番表示を示す琺瑯板があった。書式から戦前のものか。
(なお大和町成立は1934年)

I邸 千代田区神田小川町

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駿河台下交差点にほど近い、小川町郵便局の向かいにある看板建築。数年前まで腰壁
全体がタイル貼りだったようだ。二階の窓まわりは木製であるところがポイント高い。
小規模な事務所として建てられたようにみえる。1954年の火保図によると青銅社とある。
千代田区神田小川町3-8 2017.7.3撮影

最後まで残った銅板貼り看板建築 千代田区富士見

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早稲田通りから目白通りに抜ける東京大神宮通りで最後まで残った銅板貼り看板建築。
一階や開口部に手を入れられているものの、戸袋をはじめとする銅板貼り部分の状態は良好。千代田区富士見2-2 2017.5.14撮影

丸万六号館 港区西新橋

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外堀通りからワンブロック南側の地域は今でも古い雑居ビルや小規模な商店が残っているが、その中でも異彩を放つ建物。
下記の記事によれば1990年当時で建て替えの告知(建築計画のお知らせ)が出ていたようだ。

防護ネットで見辛いが、放物線が細かくデザインされたコーニスがこの建物の見どころ。港区西新橋1-11 2017.5.5撮影