東京ノスタルジア

看板建築、出桁造り、下見板張り、レトロビル、土木遺産などを記録するブログ。

旧理容クリヤマ、他 中央区佃

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佃大通りから北東に向かう路地に入ったところにある旧理容店で、出桁造りの
二軒長屋である。モルタルのベランダを立ち上げ、そこを看板としている。
一階側面のラウンドトップの窓枠は、モダンな理容店を建築当時は印象づけさせた
のではなかろうか。中央区佃2-21 2019.4.6撮影


大産地所株式会社 ほか 中野区上高田

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新井薬師から早稲田通りに抜ける柳通り沿いに建つ看板建築。以前は写真店で(建築当初は不明)、戦後二軒の店舗併用住宅になったようだ。大正15年(1926年)築とされる。
右側は少し前まで精肉卸商で白いタイルが貼られている。レリーフと、一部欠損はあるもののスパニッシュ瓦の庇が印象的。
中野区上高田2-40 2019.6.2撮影

クリーニングの二葉 中野店 中野区中野

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中野駅北口から昭和新道を経て早稲田通りに出ると右手にあるクリーニング店。
この界隈の早稲田通り沿いでは数を減らしている看板建築のひとつ。
色違いのモルタルでパラペット部分にアクセントをつけているのがおもしろい。
中野区中野5-49 2019.6.2撮影

旧伊皿子三井家の門(NTTデータ三田ビル) 港区三田

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戦災で三井家の邸宅は焼失してしまったが、門構えは遺っている。
クラッチタイルの裏門の方が個人的には好きだ。
港区三田3-10 2019.5.12撮影

ふたつの「あぶらや」 銚子市西芝町・双葉町

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銚子駅から北にシンボルロードを進んで行くとまず化粧品の「あぶら屋」、続いて銚子駅前交差点際に「油屋金物店」が現れる。いずれも角地で曲面を巧く使った看板建築で、両者になんらかの関係があるように思われる。
あぶら屋 銚子市西芝町11
油屋金物店 銚子市双葉町6
2019.1.7撮影