東京ノスタルジア

看板建築、出桁造り、下見板張り、レトロビル、土木遺産などを記録するブログ。

片流れ屋根の仕舞屋 千代田区飯田橋

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昭和末期頃まではこの付近も木造建築が多数残っていたが、今では目白通り
大神宮通り沿いはほぼビルに建て替えられ、裏通りに点在するのみになっている。
店舗もしくは作業所を併用していたと思われるこの住宅、木製の建具、片流れの
屋根、押縁下見板張りの外壁、屋根裏部屋など小規模ながら見どころの多い一軒
である。千代田区飯田橋1-8 2018.6.25撮影

明治印刷・同和製本 千代田区飯田橋

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鋭角の角地を上手く活かしたデザインの印刷所とそれに隣接する製本所。コーナーのシャッターになっている部分は以前、二面に扉があった。
2015年に解体され、現在はアパホテル飯田橋駅前となっている。
2014.1.20撮影 千代田区飯田橋3-4

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シャッター化前の状態。2007.3.1撮影

大塚ビル(旧白木屋百貨店大塚分店) 豊島区北大塚

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JR大塚駅からほど近いこの建物、パネルに覆われた外観からは戦後の建物のように見えるが、実は石本喜久治の設計による昭和12年(1937年)築の商業建築。
残念ながら2017年に解体された。2016.10.2撮影 豊島区北大塚1-16-6

旧協立製本(株)第二工場・岡村紙工 文京区白山

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文京区は印刷・製本関連の事業所の多いエリアだが、戦災を免れた旧丸山福山町にある
この看板建築は数年前まで現役の製本工場だった。文京区白山1-10 2018.6.3撮影

岩瀬博美商店 中央区銀座

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古くは木挽町と言われた銀座の東側のエリアは、戦災を免れた建築が点在している。
クラッチタイルを身に纏ったこの建物は昭和3年(1928年)中村庸二設計のもの。
中村庸二については孫の耕三氏によるこちらが詳しい。
中央区銀座1-28 2017.6.12撮影