2019-01-01から1年間の記事一覧
角地に建つ出桁造の旧商家。最後は美容室だったと思われる。2018年に周囲の数軒のたてものと共に解体、現存せず。台東区東上野5-5 2018.7.30撮影
池袋から板橋・仲宿方向へ向かう古い道沿いにあるプリミティブなスタイルの看板建築。2018~2019年の間に解体され現存せず。このあたりは戦災焼失地域なので、戦後すぐのたてものであったのだろうか。2017.9.10撮影。豊島区池袋本町3-2。
品川駅東口の再開発で整備された高層ビル群を南に抜けると、昭和初期に埋立が完了したエリアがその当時の雰囲気を残したまま存在する。目黒川の改修と河口のつけかえに伴う土砂による埋立で、東側の比較的大きな区画には近隣の歩行新宿から移転してきた料亭…
旧東海道沿いにあったモルタル仕上げの看板建築。パラペットの幾何学模様がモダンな印象。2014~2015年の間に解体され現存せず。品川区東大井1-32014.4.19撮影
笹塚、十号通り商店街にあった大衆食堂。2011年頃には閉業していた模様。2017年に解体され、現存せず。馬蹄形のカウンターが印象的な店であった。渋谷区笹塚2-10 2013.5.12撮影
東中野駅南側の住宅地にあった陶芸家のアトリエ兼教室。「中野を語る建物たち 中野区大正期・昭和前期建造物調査報告書」(2011年)によると大正年代の建築。フランス瓦を用いた平屋の洋風住宅だがおそらく2018年中に解体された。中野区東中野1-26 2017.8.23…
西武池袋線椎名町駅にほど近い場所にあった旧歯科医院の遺構。洋館の医院建築の裏には母屋と思われるモルタル仕上げの木造建築があった。2017年に解体され現存せず。現在はcasa de michiというマンションになっている。豊島区長崎1-6 2017.7.12撮影
雑司が谷・弦巻通り沿いにあった出桁造りの旧商家。2018~2019年の間に解体。現雑司が谷すきっぷ保育園。豊島区発行の広報としま635号(1986年)に、先代が八百屋を営んでいたとの記載あり。豊島区雑司が谷2-25 2017.5.8撮影
メダリオンが印象的な看板建築の郵便局。残念ながら2019年に解体され現存せず。中央区築地6-8 2017.5.5撮影
浅草橋・左衛門橋通りの路地裏にあった看板建築の喫茶店。2016~17年の間に解体され、駐車場になっている。それに伴い祠も撤去されたが、どこかに合祀でもされたのだろうか。台東区浅草橋4-9 2012.5.13撮影
池袋モンパルナスの痕跡を求めてこの周辺を歩いていた時に見つけた仕舞屋。Googleストリートビューによると、2009年頃までは営業していたようだ。豊島区長崎2-32 2019.9.28撮影
音羽通りの東側の路地裏に、一部に木製ベランダを架けた長屋がある。高層マンションが立ち並ぶ表通りとはまるで別の街のような雰囲気だ。文京区音羽2-3 2019.9.28撮影
モルタル仕上げ+下見板張りの事務所併用住宅。水天宮ピット(旧箱崎小→旧日本橋高校)近くでビルに囲まれながら懐かしい佇まいを残している。中央区日本橋箱崎町142019.9.8撮影
典型的な銅板貼り看板建築。状態も良く、現役店舗として使われているようだ。大田区南千束1-23 2019.8.4撮影
清澄通り沿いに建つ銅板張り看板建築のひとつで、三階部分の前後にルーフバルコニーがある造りになっている。日本オウキッド漁業、田中商店/佃2丁目 - ぼくの近代建築コレクション によると、以前は日本オウキッド漁業というテントが張られていたようだ。隣…
護国寺西交差点の際に旧陸軍省境界標石が遺っている。このビルの裏手は音羽陸軍埋葬地であった場所で、第二次大戦後整備され護国寺によって管理されている。文京区大塚5-40 2019.4.14撮影
中野鍋屋横丁から妙法寺に向かう古道、堀之内妙法寺道沿いにあるモルタル仕上げの看板建築。並びの理容店とともに既に仕舞屋状態であった。2017~18年の間に解体され現存せず。杉並区和田1-61 2016.3.26撮影
県道179号線元町交差点のそばにある現役の化粧品・雑貨店。モルタル人造石洗い出し仕上げで石造建築を模した看板建築。昭和2~3年(1927~28年)頃の建築とされる。所沢市元町23 2019.6.16撮影
大塚駅から小石川方面に抜ける都道436号線沿いにあった下見板張りの店舗併用住宅。撮影時には既に仕舞屋状態であった。2014年~2015年の間に解体され現存せず。現在はエヴァーグリーン大塚というマンションになっている。豊島区南大塚2-39 2012.6.26撮影
白金北里通り沿いは戦災の被害を免れ、大正から昭和初期のたてものが現存している地域であるが、その中で北側に看板建築の二軒長屋が二棟並んでいるうちのひとつ。モルタル仕上げのパラペットには夕顔と巻物と思われる装飾が施されている。港区白金5-14 2019…
西所沢から武蔵村山方面に抜ける県道沿いにある大衆食堂の遺構。所沢市上山口2019.5.26撮影
佃大通りから北東に向かう路地に入ったところにある旧理容店で、出桁造りの二軒長屋である。モルタルのベランダを立ち上げ、そこを看板としている。一階側面のラウンドトップの窓枠は、モダンな理容店を建築当時は印象づけさせたのではなかろうか。中央区佃2…
平屋建てのプリミティブなスタイルの看板建築。井の頭通りから東大駒場キャンパスに抜ける古くからある尾根道沿いにある。渋谷区上原3-21 2019.6.3撮影
新井薬師から早稲田通りに抜ける柳通り沿いに建つ看板建築。以前は写真店で(建築当初は不明)、戦後二軒の店舗併用住宅になったようだ。大正15年(1926年)築とされる。右側は少し前まで精肉卸商で白いタイルが貼られている。レリーフと、一部欠損はあるも…
中野駅北口から昭和新道を経て早稲田通りに出ると右手にあるクリーニング店。この界隈の早稲田通り沿いでは数を減らしている看板建築のひとつ。色違いのモルタルでパラペット部分にアクセントをつけているのがおもしろい。中野区中野5-49 2019.6.2撮影
戦災で三井家の邸宅は焼失してしまったが、門構えは遺っている。スクラッチタイルの裏門の方が個人的には好きだ。港区三田3-10 2019.5.12撮影
銚子駅から北にシンボルロードを進んで行くとまず化粧品の「あぶら屋」、続いて銚子駅前交差点際に「油屋金物店」が現れる。いずれも角地で曲面を巧く使った看板建築で、両者になんらかの関係があるように思われる。あぶら屋 銚子市西芝町11油屋金物店 銚子…
国道122号線沿いに建つ旧自転車店。パラペット部分に店名標記の跡が見える。(右から左へ吉安自轉車店)典型的な銅板貼り看板建築で、戸袋のデザインを真ん中と左右で違えているのが目を引く。昭和8年~9年(1933~34年)築とされる。北区岩淵町38 2019.4.28撮…
都営新宿線岩本町駅にほど近い一角にあった出桁造りの商店。非鉄金属を扱うお店だったようだ。この写真の撮影後、シャッターが新調されたのでしばらくは供用されるかと思われたが、2017年~18年の間に解体された。千代田区神田須田町2-6 2014.2.16撮影
旧東海道沿い、京急立会川駅から行くと競馬場通りを越えた辺りにあった看板建築。賑やかなデザインで街道筋で目立っていたが、(おそらく)2019年に入ってから解体。現存せず。品川区南大井1-9 2017.10.30撮影