三条市中心街にある大正13年(1924年)建築の和菓子店。当地に多く見られるせがい造の店舗併用住宅。登録有形文化財。三条市本町4-3 2018.9.3撮影
建設中のマンションに飲み込まれているように見える線路と、その手前の踏切。北区王子5-1 2017.10.1撮影マンションは旧北王子駅とそれに隣接する日本製紙物流の倉庫の跡地に建てられたザ・ガーデンズ東京王子。
目白通り沿いにある看板建築の動物病院。レリーフの保存状態も良い。昭和50年の住宅地図では「スキガラ薬局」、戦前の大日本職業別明細図(昭和9年)でも同名の薬局となっている。新宿区下落合3-21 2018.4.29撮影
再開発の進む春日・小石川地区でこの一角だけはどういうわけか古い建築が残っている。銅板張りの典型的看板建築。文京区小石川1-9 2017.11.16撮影
昭和末期頃まではこの付近も木造建築が多数残っていたが、今では目白通り、大神宮通り沿いはほぼビルに建て替えられ、裏通りに点在するのみになっている。店舗もしくは作業所を併用していたと思われるこの住宅、木製の建具、片流れの屋根、押縁下見板張りの…
JR亀有駅北口からすぐのところにあった煎餅店。しばらくして亀の子煎餅と改称し、2015〜2016年の間に閉業、解体された。銅板張りの典型的な看板建築。2007.9.18撮影 葛飾区亀有5-34
JR西荻窪駅北口からほど近い、飲食店の多いエリアにあった木造平屋の洋風医院建築。2012年に閉院し、しばらくして解体された。2007.7.13撮影 杉並区西荻北3-19-11
鋭角の角地を上手く活かしたデザインの印刷所とそれに隣接する製本所。コーナーのシャッターになっている部分は以前、二面に扉があった。2015年に解体され、現在はアパホテル飯田橋駅前となっている。2014.1.20撮影 千代田区飯田橋3-4 シャッター化前の状態…
JR大塚駅からほど近いこの建物、パネルに覆われた外観からは戦後の建物のように見えるが、実は石本喜久治の設計による昭和12年(1937年)築の商業建築。残念ながら2017年に解体された。2016.10.2撮影 豊島区北大塚1-16-6
文京区は印刷・製本関連の事業所の多いエリアだが、戦災を免れた旧丸山福山町にあるこの看板建築は数年前まで現役の製本工場だった。文京区白山1-10 2018.6.3撮影
古くは木挽町と言われた銀座の東側のエリアは、戦災を免れた建築が点在している。スクラッチタイルを身に纏ったこの建物は昭和3年(1928年)中村庸二設計のもの。中村庸二については孫の耕三氏によるこちらが詳しい。中央区銀座1-28 2017.6.12撮影
高円寺駅南口を出て、桃園川緑道を越えルック商店街に入ると戦災焼失していないエリアになり、現在でも希少ながら古い建築が残っている。その中でもこちらの銅板貼り看板建築は装飾も凝っていて見応えがある。右側のヨシケイハウスは以前東洋シューズという…
台東区・金杉通り沿いは戦災を免れた地域だったので、近年まで出桁造りや看板建築の商家が残存していた。マンション建設などでその数も減少しており、この二軒長屋は二棟残る銅板張り看板建築のうちの一つ。台東区根岸3-1 2018.2.28撮影
清戸道(現目白通り)沿いに建つ大正12年(1923年)築の出桁造りの商家。西側(写真右)の路地を入ると有名な富士見坂・日無坂である。文京区目白台1-15 2017.12.4撮影
大塚駅から近くビル化が進むこの地域であるが、看板建築の大衆酒場が残っている。創業40余年ということなので、建築当時は別の業態だったかもしれない。豊島区北大塚2-13-5 2017.9.10撮影
昭和5年(1930年)の北伊豆地震で大きな被害を受けた三島町(現三島市)。復興の中で、三嶋大社を中心とした地区に看板建築が多く建てられた。パラペットが半円状にカットされたデザインが特徴的なこの店舗は、当初洋品店であったという。昭和7年(1932年)…
渋谷・金王八幡宮そばにある元鮮魚店。今では名前を変えず持ち帰り弁当店になっている。数年前まで鮮魚 魚玉と書かれた白看板が掲げられていた。渋谷区では希少な銅板貼り看板建築である。渋谷区渋谷3-2 2018.5.7撮影
旧岩槻街道沿いの角地にあった仕舞屋。現存せず。これを撮影後しばらくして解体された。北区中十条3-3 2016.11.28撮影営業していた当時に書かれたブログはこちら。
銅板を身に纏う築地の店舗併用住宅。中央区築地7-12 2018.4.29撮影
並びの生駒軒同様、東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業に伴い、解体され現存せず。豊島区東池袋5-19 2015.5.6撮影
目白日立クラブの裏手にあり、2018年に入ってから解体の始まった独身寮の在りし日の姿。夕日に染まる白壁がなんとも良かった。昭和3年(1928年)築、宮内省設計。2017.1.12撮影 新宿区下落合2-13
写真事務所として使われているこの住宅は、この地域では珍しい門構えのある屋敷形式。元々は鳶の親方の住宅で鳶道具を収納する地下室があるという。 昭和12年(1937年)築。港区三田1-10 2018.3.14撮影
副都心渋谷で、繁華街でもある道玄坂の中程に2014年まで残っていた有名な看板建築。二軒長屋が三棟並ぶ形で、各々の意匠を変えている。この時すでに防護ネットに覆われ、解体も間近いのかな、と思っていたら東日本大震災後まで持ちこたえた。もっと記録に残…
飯田橋駅からほど近い坂上にあった住宅。門柱のアール・デコ風のデザインが目を引く。その門柱の表札には麹町区の記載がなされており、住宅自体も戦前のものである可能性が高い。富士見二丁目北部地区の再開発(飯田橋プラーノ)からは外れたが2010年頃解体…
新壱岐坂の北側に寄り添うように残っていた出桁造りの理容店と銅板貼り看板建築。理容店の方はしばらくして解体された。2016.8.13撮影 文京区本郷1-25
清澄通り沿いにある銅板貼り看板建築。近年では居酒屋や寿司小売店がテナントだった。現在はクリーニング店。江東区月島3-14 2018.2.4撮影
大井町駅東側を南北に走る尾根道である見晴らし通り。この通りには戦前築と思われる商家が何軒か残っているが、そのうちの一つ。品川区東大井3-11 2017.10.30撮影
撮影時既に閉業していた街場の中華料理店。日出優良商店会の一角にあった。東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業に伴い、解体され現存せず。豊島区東池袋5-19 2016.8.24撮影
旧小田原町域にあった小規模な出桁造りの建築。建具の高さ等から戦前のものと思われる。現在は解体されてしまった。中央区築地7-13 2016.9.21撮影
早稲田通りでは貴重な看板建築の一つであったが、2017年夏に解体されてしまった。新宿区西早稲田3-1 2017.5.8撮影